- カーテン通販おしゃれなアジアンTOP > バティックとプラダバティックについて
バティックとプラダバティックについて
アジアンテイストのおしゃれなカーテンに使用しているバティックとプラダバティック
バティックとはロウ防染色技法(ろうけつ染め)のことで、布綿にロウで絵付けする事によりロウを置いた部分には染料の浸透がしない為、ロウを置いた個所と置いていない個所を染め分けることで文様を出して行く技法で染め上げた生地の事です。ロウは熱湯の中に生地を浸すことにより除去されます。製作現場の画像を後の方でご紹介しております。
プラダバティックとは上記の製法で作られた布にラメを施し蒸し上げてラメを定着させた布で主に結婚式などのお祝い事に使用する縁起の良い生地です。
また、近年ではプリント技法の向上によりフェイクには成りますが安価なポリエステル生地のバティック・プラダバティックが主流になっています。反面、芸術性の高い手書きバティックやチャップバティックには根強い人気が有り、かなりの高額で取引されています。
弊社では多くのお客様にアジアン布の魅力と豊かな色彩をお楽ししみ頂く為にポリエステル生地のバティック・プラダバティックを使用しております。
バティックとプラダバティックの技法に付いて
- 手書きバティック《トゥリス):チャンティン(ジャワ島特有)と言われるロウを入れた筆の様な器具でロウを垂らしながら下絵に沿って手で描いたバティック
- チャップバティック:チャップと呼ばれるスタンプ(20m×20cm)で版を押すように柄を描いてゆく技法です。簡単に言うと版画の様なものです。
- コンビナシ:トゥリスとチャップの両方の技法で描かれたバティックの事です。
バティックの産地と柄の特徴
- インドラマユ:藍染の更紗が主流で空想動物・庭園柄など異国文化の影響を受けた鳥や魚と草花の組み合わせ模様や点描模様が多い。
- クルック:カポックと木の実から紡ぎ出した天然繊維を使用した素朴な風合いの生地を天然染料の藍と茜で色付けした大胆な色彩がメインです。
- チレボン:王宮の有った歴史ある港町の為かチャイナモチーフが多く鮮やかな茶色と深い藍色をベースに大きな花鳥や幾何学模様がメインです。
- プカロガン:チレボンと並んでバティックの主要産地の一つでオランダの占領下時代の影響を受け華やかな色彩のバティックが有名でアラブの影響も強く出ています。花柄のパギレ(模様が途中で切り返されたもの)
- ソロ:藍色とソガ(茶色)の二色のみで書き上げたガルーダ・寺院・植物柄が主流です。
- ジョグジャカルタ:昔は王族だけしか付けなかった禁制模様の剣柄が有名です。結婚式や儀式などの衣装に使われる格式高い柄で特に白地の部分が鮮やかに際立つのが特徴です。
バティックの製作方法


チャップと言うスタンプで柄を描いています。

ロウ付けをした後の画像です

ロウを溶かす坪

染料を溶かすお釜

手書きで柄の絵付けをしています。


出来上がったバティック画像です。
バティックを使用した商品




バティックを使用した商品です。